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研究員のお仕事 アーカイブ

2007年04月06日

川のヌシを発見?!

犬山市内の水生生物の生息状況を調査するため、
郷瀬川、新郷瀬川に出かけました。
タモ網を用いて水生生物の捕獲を行ったところ、
体長60cmのナマズの生息を確認!
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そのほか、在来魚ではカマツカやヨシノボリが捕獲された。
郷瀬川の上流では、ブルーギル、ミシシッピカガミミガメ、
ウシガエルといった外来生物の生息も確認された。

 (撮影・文章:市川) 

 

2007年04月07日

河川生態研究会 in犬山

信州大学の学生と犬山の研究者が一緒に、研究発表会を開催しました。高度な専門知識を交えた活発な意見交換が行なわれ有意義な会となりました。ここで、議論された内容をもとに、論文として研究成果が世にでていきます(鶴石)。



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2007年04月08日

豊川に行ってきました

今回の調査では、豊川の支流の呼間川で、カワネズミ(哺乳類)とオオナガレトビケラ(昆虫)の生息を確認することができました。日本全国で減少し、愛知県でも絶滅が心配されている生物です。実は、市川研究員はカワネズミの研究では日本を代表する第一人者。鶴石研究員は世界で唯一のオオナガレトビケラの研究者なんですよ。 


今後さらに情報を集めて、愛知県のレッドデータブックに


情報を提供していく予定です(鶴石)。



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鳳来寺山自然科学博物館

現在は特別展「三河の自然」展を開催しています。

50年の歴史をもつ三河生物同好会との共催だそうです。

すばらしいことですね。 

そのほか、植物・きのこ など全30コーナーにもおよぶすばらしい展示が見られます。

入館料は高校生以上210円、小・中学生は100円です。

我々研究員もびっくりの充実した展示内容で、多くのことが勉強できます。

皆さんもぜひ訪れてみてくださいね(鶴石)。

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2007年05月26日

5月26日 オオキンケイギク分布調査開始!

オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)とは、キク科の多年生草本(茎の一部や地下茎、根などが枯れずに残って、複数年に渡って生きる草本のこと。逆に発芽から結実までを1年以内に済ませ、枯れてしまう草本は一年生草本という)で、道ばたや河川の堤防など広い範囲に生育し、5月から7月にかけて開花します。
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これまで、道路ののり面緑化に使われたり、地域住民に親しまれ、鉢植えや花壇に利用されて生育範囲を著しく拡げてきました。しかし、オオキンケイギクの強靱な性質のため、在来の一年草を著しく減少させるなど、在来生態系への悪影響が危惧されています。そのため、オオキンケイギクは外来生物法では栽培や運搬などが厳しく制限される『特定外来生物』に指定されています。
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犬山市には、特定外来生物のブルーギルやオオクチバス、ウシガエルなどがすでに定着しており、在来生態系がどんどん変貌してしまっている恐れがあります。このような地域に固有の自然を守るには、市民の方々の理解と協力が欠かせません。 そこで犬山里山学センターでは、この夏、犬山の外来生物に関する企画展示を予定しています。それに先立ち、オオキンケイギクの開花期に現在の市内の分布状況を明らかにすべく、調査を開始しました。調査方法は、研究員が自転車で市内を走り回り、オオキンケイギクの合った場所を図に落とすというものです。 これまでの調査では、オオキンケイギクを鑑賞用に植栽する例がとてもおおくみられます。
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 来館者にも情報を提供してもらうことで協力してもらい、今年度の分布状況を把握しておいて、近いうちに防除キャンペーンを目論んでいます。
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(市川哲生)

5月26日 橋爪池水生生物観察会開催!

犬山里山学センター前にある橋爪池で、生き物観察会が開催されました。まずは子供達にタモ網の使い方の説明。 「水草などの陰に隠れてる魚を足で追い上げて網に入れるのだよ」
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子供達も実際に挑戦!でも魚を追い出そうと足で水中を蹴っているとタモ網は宙ぶらりん、タモ網を構えなきゃあだめだよ、というとタモ網は構えるものの、足はぴたっと止まってしまう。う~む、ふたついっぺんにはなかなか難しいか・・・。 悪戦苦闘してなんとか生き物を採った後、みなで名前を調べたり、観察したり。
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採れたのは多くのアメリカザリガニ、カワニナの一種、ドジョウ、トンボのヤゴなど。
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投網にも挑戦してみました・・・、が、重すぎた!
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とはいえ、みんな熱中して遊んで行ってくれました。 (市川哲生)

2007年06月05日

次は活動紹介

 研究員がセンターで取り組んでいる仕事の一端をご紹介。 ●センターで開催される自然観察会の企画・運営 センターでは、ほぼ毎月、なんらかの観察会が行われます。これらの企画・運営から講師までを犬山市環境課と協働して行っています。
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●環境省オオクチバス等防除モデル事業犬山市内のため池群 現地調査 全国6カ所で進められているオオクチバス等防除モデル事業の一つ、『犬山市内のため池群』で、ある流域からのオオクチバス等の完全防除を目指して、事業を進めています。恒例となったおさかなレスキューでは、かつて数千匹もいたオオクチバスなどが今ではほとんどいなくなり、成果が目に見えつつあります。今年も調査や地元の関係者との連携がスタートしています。
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●センターの常設展示更新、企画展示作成 現在は『写真で見る犬山の夏に見られる野鳥』企画展を開催中。夏には『犬山の外来生物』を予定しており、それに向けた現地調査を現在進めています。犬山には特定外来生物に指定されているアライグマ、ヌートリア、ウシガエル、ブルーギル、オオクチバス、オオキンケイギクなどが広く定着してしまっています。
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●センター来館者への説明、犬山市内外での講師など センターには、地元小中学校の総合学習の時間で、生徒が訪れたり、日常的に来館者への展示内容等を説明する機会が多くあります。また、市内外から講師を頼まれ、出向くこともあります。
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●環境保全ボランティア(エコアップリーダーとの協働) 湿地保全やセンターの手作り備品の作成、イベントの協働など、協働といっても、実は助けてもらっていることばかりだったりして・・・。先日は野草試食会にお呼ばれし、ごちそうになってきました。
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●『 Field Note 』の作成・更新 研究員が野外調査に出かけたり、自然観察会の講師をしたり、いろいろな出来事をセンター展示スペースに貼りだしています。このField Noteはこのブログでもどんどんアップしていきます。こまめに作るのが当初いささか面倒もあったが、ずらっと並ぶようになると更新もなかなか楽しい・・・。
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(市川哲生)

2007年06月14日

研究員の自己紹介

研究員がセンターで活動するうち、いろいろと情報発信
したいことが増えてきたので、自分たちでブログを更新
することに。


 そこでまずは、研究員の自己紹介。


鶴石 達(つるいし たつ)
専門分野;昆虫生態学、生物保全学、進化生物学
これまで材料としてきた生物;
河川に生息する希少昆虫。
とくにオオナガレトビケラ
(トビケラ目オオナガレトビケラ属)が専門。
世界で誰もやっていないオオナガレトビケラ(トビケラ目オオ
ナガレトビケラ属)という希少昆虫の生態や保全に関する研究
を行なっています。

趣味・特技等;サッカー、テニス、英語、タイ語


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 市川 哲生(いちかわ あきお)
専門分野;動物生態学、生物保全学
これまで材料としてきた生物;
カワネズミ(モグラ目トガリネズミ科)をはじめ、
モモンガ(ネズミ目リス科)などいわゆる小型ほ乳類。
あまり誰もやっていないことに手を突っ込みたがる傾向あり。
趣味・特技等;バスケットボール(最近犬山でも再開!)、
       野球、テニス等


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 日常の些細な風景から、野外で掴んだビッグニュースまでどんどん
更新しますので、度々お立ち寄り下さい。研究員が作った過去のブログは
カテゴリー名「研究員のお仕事」に集積していきます。

(市川哲生)

2007年06月16日

中部エコライフフェアー

 オアシス21で開催された中部エコライフフェアー(環境省中部地方環境事務所主催)に行ってきました。  今回は、オオクチバス等防除モデル事業の紹介を環境省中部地方環境事務所ブースで行うということで、こちらでポスターを作成し、掲示してある晴れ姿を写さなくては、と出かけました。  ステージ近くのブースに、我らがパネル、もとい、環境省中部地方環境事務所ブースを発見。そこに立派に掲示していただいておりました。
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 中部地方環境事務所の方々にご挨拶をした後、一通り会場を回ってみると・・・
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燃料電池自動車 ↓    ↓    ↓    ↓
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今なお大人気・・・? ↓    ↓    ↓    ↓
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温暖化の歌まで! ↓    ↓    ↓    ↓
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 こうやっていろんなところでいろんな人がいろんなやり方で訴えかけていくしか、環境保全は進まないだろうな、と感じました。 (市川哲生)

2007年06月17日

この成果を守るために・・・

昨年度新池の池干し(おさかなレスキュー)を実施した
ところ、捕獲されたオオクチバスはわずかに1個体、ブルーギルも稚魚
ばかり900個体に留まりました。900個体と書くと多いように
感じますが、ブルーギルのひとつの産卵床から生まれる稚魚
は5000―20000匹。ひとつの産卵床分も満たない数です。


昨年、お魚レスキューで捕獲されたオオクチバスとブルーギル。
↓   ↓     ↓     ↓     ↓
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このように、毎年繰り返した池干しの効果が着実に挙がって
きている一方で、これらの努力を無に帰すような密放流も
まだまだ心配です。そこで、地元のイリ守さんや区長さん
からの要望もあり、中島池、新池各1カ所にしかなかった
放流禁止の看板を、中島池と新池の間の堤防に増設。


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 中島池、新池のあたりは風が強く吹くので、ラミネート加工
した看板に、さらに糸でくくりつける部分を金具で強化しました。
結んでいる間も向かい風だとちょっと大変。


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 地域の監視の目が強くなってきているのは嬉しい限りです。
未だ密放流をする側にも行為の重大さを考えてほしいものです。


(市川哲生)

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