オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)とは、キク科の多年生草本(茎の一部や地下茎、根などが枯れずに残って、複数年に渡って生きる草本のこと。逆に発芽から結実までを1年以内に済ませ、枯れてしまう草本は一年生草本という)で、道ばたや河川の堤防など広い範囲に生育し、5月から7月にかけて開花します。
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これまで、道路ののり面緑化に使われたり、地域住民に親しまれ、鉢植えや花壇に利用されて生育範囲を著しく拡げてきました。しかし、オオキンケイギクの強靱な性質のため、在来の一年草を著しく減少させるなど、在来生態系への悪影響が危惧されています。そのため、オオキンケイギクは外来生物法では栽培や運搬などが厳しく制限される『特定外来生物』に指定されています。
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犬山市には、特定外来生物のブルーギルやオオクチバス、ウシガエルなどがすでに定着しており、在来生態系がどんどん変貌してしまっている恐れがあります。このような地域に固有の自然を守るには、市民の方々の理解と協力が欠かせません。 そこで犬山里山学センターでは、この夏、犬山の外来生物に関する企画展示を予定しています。それに先立ち、オオキンケイギクの開花期に現在の市内の分布状況を明らかにすべく、調査を開始しました。調査方法は、研究員が自転車で市内を走り回り、オオキンケイギクの合った場所を図に落とすというものです。 これまでの調査では、オオキンケイギクを鑑賞用に植栽する例がとてもおおくみられます。
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来館者にも情報を提供してもらうことで協力してもらい、今年度の分布状況を把握しておいて、近いうちに防除キャンペーンを目論んでいます。
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(市川哲生)