4月30日 10:00-17:00
「里山の希少植物を守るには」と題し、
犬山里山学センターにてセミナーを開催しました。
<フィールドワーク>
犬山のヒトツバタゴ自生地の見学を行ないました。
今年は開花が遅くまだ咲いていなかったのが残念でした。
またマメナシも花芽をつけない年のようです。
<基調講演>
「絶滅危惧種 シデコブシの現状と遺伝的管理の可能性」と題し、
森林総合研究所の石田清さんに講演していただきました。
シデコブシは東海地方の丘陵地帯の低湿地に
見られる植物で絶滅危惧種Ⅱ類に分類されています。
近年、人為的な要因を介した低湿地の縮小・消失に
よって減少しています。
特に100個体以下の小さな集団では、
他から移入する花粉や種子が少なく
遺伝的荷重により減少する可能性が高いそうです。
また、環境省(2000年)の発表では、1995年に
総計1万ある個体が、約300年後には絶滅すると
予想されているそうです。
現在残されている湿地を保全していくことが
大変重要になってきます。